じんましんの特徴と対策について!なぜあんな湿疹ができたりするの?

じんましんとは、蚊に刺されたような紅斑またはみみず腫れのようなもの(膨疹)が突発的に出来始め、強い痒みを伴います。だんだんと広範囲に広がり、体中のあらゆるところに出てきます。膨疹とは、2-3㎜の円形~数cmの楕円形、または10cm以上にもなる地図のような形までさまざまなものがあります。じんましんの場合、数分から数時間で、何もなかったかのように消えてしまいますが、半日から一日続くこともあるようです。

じんましんの原因は、アレルギー性と非アレルギー性の場合があります。アレルギー性の場合には、食べ物や植物、昆虫、薬剤などが原因となります。じんましんの発症の仕組みは、体の細胞が異物を認識した時に、体内への浸透を防ごうとさまざまな化学物質を放出します。その放出された物質にヒスタミンというものがあり、皮膚の血管を拡張させて水分を血管の外へ浸み出させます。

そのため、皮膚が赤く腫れてきます。ヒスタミンは、痒みを感じさせる神経を刺激するため、じんましんには痒みが伴うとされています。
非アレルギー性の場合には、下着やゴムによる体の締め付け、引っかきや摩擦などの物理的刺激を受けるものや、温熱・寒冷など温度差による刺激を受けるもの、紫外線による刺激を受けるものなどがあります。物理的刺激がヒスタミンを含む細胞を刺激して、ヒスタミンを放出させてしまうという状態になるようです。

じんましんの対策・治療法は

じんましんの治療法としては、ヒスタミンを抑える抗ヒスタミン薬の内服が一般的となっています。その上で、原因を探り、原因特定ができれば除去や予防策などを取っていきます。そのため、じんましんが出てきた場合については、その前の状況をしっかりと把握しておくことが大事になってきます。

突発的な急性じんましんについては、原因が分からないことも多く、ストレスや疲労、睡眠不足や感染などが起因となって、じんましんが誘発されている場合も多いようです。いつもは平気なのに、今まで何も起きなかったのに、何故かじんましんが出てしまったという状況です。

じんましんだけでなく、その他の症状への発展もありますので、できるだけストレスや疲労、睡眠不足などは溜めこまないように生活することが大事です。また、薬剤によるじんましんと思われる場合については、重症化することも多いようですので、早めの受診がおすすめです。

デング熱でも蕁麻疹のような症状が現れる

昨今、日本でも感染者が出ているデング熱ですが、蕁麻疹のような症状が現れます。デング熱では、発症者のうち5%が重症化すると言われていますので、早めの受診と治療が必要です。
デング熱とは、英語で「骨折熱break-bone-fever」と呼びます。名前の通り、骨が折れたかのように痛む、痛みが特徴の高熱です。蕁麻疹のような発疹が出てきますが、ただの蕁麻疹とは明らかに違いますので、要注意です。

抗アレルギーの飲み薬が有効

アレルギー性じんましんである場合には、抗アレルギーの飲み薬が有効です。抗アレルギー剤とは、アレルギー反応を抑える薬であり、さまざまな薬の総称とも言えます。広義では、ヒスタミンを抑える抗ヒスタミン剤も抗アレルギー剤に分類されます。

じんましんというのは、典型的なアレルギー反応とも言われます。特にアレルギー性じんましんの発症では、アレルギーによるさまざまな疾患を併発する可能性があります。アトピー皮膚炎やアレルギー性気管支喘息など、アレルギーに関連しているとされる疾患が多数あります。さまざまなアレルギー性の疾患を併発しないためにも、抗アレルギーの飲み薬が処方されることも多いようです。

抗アレルギー剤にも、たくさんの種類があり、作用の仕方なども違ってきます。医師による診察を受けて適切な指示による処方が必要です。

アレルギー検査を受けてカラダに合わないものを知るのが大切

じんましんの治療として、発症してしまったものを抑えるために抗ヒスタミン薬が処方されることが多いと思います。今ある症状の改善というのは、対症療法と言われ、根治的な治療ではありません。根治的な治療、長期的な予防という観点からは、原因を特定していくことが大切です。

なんとなく、○○が原因かも?と思い当たることがある場合が多いのですが、複数回のじんましんの発症がある場合には、アレルギー検査を受けてカラダに合わないものを知るのが大切になってきます。アレルゲンでないものを遠ざけてしまっていては、もったいないというケースもあります。また、再発が防げず、場合によっては複合的な要因が絡まって重症化してしまう場合もあるものです。

アレルギー検査では、問診から始まり、血液検査・皮膚スクラッチテスト・皮内反応テスト・皮膚パッチテスト他などさまざまな検査がありますので、医師から薦められている場合でなくとも、アレルギー検査をしてみたいと伝えてみるのも良いかもしれません。